CrossOver Linux は、Debian もしくは RPM パッケージの管理システムを使ってインストールできます。また、CrossOver のグラフィックインストーラーを使ってインストールすることもできます。このインストーラーは、単一ユーザーアカウント でインストールする場合、特に有効です。
アップグレード. アップグレードするには、単純にアップグレード用インストーラーを実行してください。CrossOverは既にインストールされたアプリケーションの設定を引き継ぎます。しかし、違うインストールモードinstallation modesへ変更する場合、事前にCrossOverのアンインストールを推奨します。
CrossOver Linux は 2 つのモードでインストールできます。インストールモードによって、CrossOver の実行権限を持つユーザー、Windows アプリケーションの実行場所、各 Windows アプリケーションの実行権限を持つユーザーが特定されます。
CrossOver環境はシングルユーザでインストールされると、1つのアカウントだけがセットアップされます。そのユーザーだけがWindowsアプリケーションをインストールして使用することができます。
CrossOverを個人のコンピューターへインストールしている場合は、このインストールモードを使用してください。それは最も簡単でシンプルで安全なインストール方法です。
インストール場所.
CrossOver は、~/cxoffice
にインストールされます。Windows
アプリケーションと設定ファイルは~/.cxoffice
に保存されます。
インストール方法.
CrossOverを使用するユーザーとしてログインして、インストールスクリプトを探してください。通常install-crossover-13.2.0.bin
と呼ばれますが、特にダウンロードした場合は違う名前かもしれません。インストーラを見つけたら以下の通りにそれを実行してください:
$
sh
install-crossover-13.2.0.bin
![]() |
|
ユーザーモードは、グラフィカル (.bin) インストーラーでのみ使用可能です。Debian と RPM のインストールはシステム全体でのみ実行できます。 |
共有モードで CrossOver をインストールすると、システムを使用するユーザーが選んだ Windows のアプリケーションをインストールして実行できる設定になります。各ユーザーごとに管理外ボトルが設定されます。
もしCrossOverをマルチユーザーで使用するようにインストールする場合は、このインストールモードを使用してください。新規ユーザーを加えるのは簡単で、不正か不必要なWindows環境を簡単に削除またはリプレースできます。
インストール場所.
CrossOver のアプリケーションは、/opt/cxoffice
にインストールされます。各ユーザーのボトルは、~/.cxoffice
に保存されます。
インストール方法.
root ユーザーとしてログインすると、インストールスクリプトを取得できます。通常、install-crossover-13.2.0.bin
という名前のファイルですが、別の名前を指定することもできます。インストーラーを使って次の手順で実行してください:
#
sh
install-crossover-13.2.0.bin
インストールが完了したら、
ボタンをクリックします。CrossOver の初回起動時、Windows アプリケーションのインストールウィザードを使って、Windows アプリケーションをインストールできます。
![]() |
|
このインストール モードで Windows アプリケーションをroot権限でインストールすると、アプリケーションをroot権限でしか実行できないため、意味がありません。 |
インストーラーフォーマットの選択。. CodeWeavers では、.bin、.rpm、.deb 形式でインストーラーを提供しています。ご使用のシステムと環境設定に適したインストーラーを選んでください。.bin インストーラーを 64ビットのシステム上で使用するには、32ビットのパッケージもインストールする必要があります。