CrossOver はインストールとセットアップ中に2つのディレクトリを作成します。インストール中に ユーザーが指定した場所へディレクトリ構造を作成しますが、セットアップ中に作成されるディレクトリは常にユーザーのホームディレクトリと相対して固定されています。
ボトルマネージャーはシステム上の MIME タイプの関連ファイル、Unity、GNOME、KDE メニューを変更できます。
インストール済みファイルの場所はインストール中に指定できます。 root 以外のユーザーによるインストールでは ~/cxoffice
がデフォルトの場所、 root ユーザーのインストールでは
~/cxoffice
がデフォルトの場所になります。
cxoffice. インストールツリーは次のように構成されます:
bin
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このディレクトリには、CrossOver で使用するすべての実行プログラムが入っています。他のバージョンの Wine
と干渉しないように、通常、このディレクトリは、PATH に置かないことをお勧めします。各プログラムのシンボリックリンクを
/usr/bin に作成してください。
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lib
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このディレクトリにはCrossOverで使用されるすべての共有オブジェクトファイルが含まれます。また、このディレクトリをld.so.conf かLD_LIBRARY_PATH へ追加するよう推奨します。
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doc
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このディレクトリはCrossOverユーザーガイドを含みます。 |
.mojosetup
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このディレクトリはインストール中に作成され、アンインストールプロセスの情報が含まれます。 |
share
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このディレクトリはCrossOverで使用されたサポートファイルを含みます。 |
support
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このボタンをクリックすると、[管理ボトル] ダイアログを起動します。 |
cxoffice/etc.
etc
ディレクトリには CrossOver
の設定が保存されます。このディレクトリには次のファイルが存在します:
cxoffice.conf
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CrossOver の設定ファイルです。変数にはコメントが付けられているので、必要に応じてテキストエディターを使って編集できます。一般のユーザーは、ボトルマネージャーを使って編集することをお勧めします。 |
cxoffice.conf.*
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ボトルマネージャーは自動的に古いバージョンの設定ファイルのバックアップを作成します。不要なファイルは削除してください。 |
license.txt
license.sig |
これは CrossOver ライセンスファイルです。 |
~/.cxoffice. このディレクトリには、 CrossOver の設定とすべての ボトルが入っています。
cxoffice.conf
|
CrossOver の設定ファイルです。変数にはコメントが付けられているので、必要に応じてテキストエディターを使って編集できます。一般のユーザーは、ボトルマネージャーを使って編集することをお勧めします。 |
installers
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このディレクトリには、CrossOver のアプリケーション インストーラーからダウンロードしたインストーラーが保存されるため、使用済み容量が大きくなる可能性があります。空き領域を再生するため不要なインストーラーは削除してください。 |
tie
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この中には、CrossOver のアプリケーション インストーラーからダウンロードした、CrossTieプロファイルのアップデートが入っています。容量は大きくありませんが、必要に応じて削除してください。 |
~/.cxoffice/ボトル名
.
それぞれのボトルのディレクトリは以下のファイルとディレクトリを含みます:
cxbottle.conf
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このファイルには、ボトル固有の CrossOver 設定オプションが含まれます。 |
*.reg
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ファイルは Windows 環境のためにシミュレーションされたレジストリを含みます。 |
drive_c
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Windows C: ドライブをコピーしたディレクトリ構成。 |
dosdevices
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ディレクトリには Windows デバイスの定義が保存されています。 |
cxassoc.conf
cxmenu.conf
cxnsplugin.conf
desktopdata
windata |
これらのファイルとディレクトリにはボトルの関連ファイル、メニューなどに関する情報が含まれます。 |